最終案内

最終案内 風見鶏

自分とさだまさしの本当の出会いはこの歌だったように思います。
アルバム「風見鶏」(1977年)のオープニング曲。


グレープを解散してから最初のアルバムは「帰去来」でしたが、
最初に買ったのはこのアルバム。味戸ケイコさんのジャケットを見て、思わず手に取りました。

アコースティックギターのイントロを聴いた第一印象は「さだまさし、明るい!」
今でも私は彼のメジャー(長調)の歌が好きですが、そのルーツは、間違いなくこの曲です。

ところで、この歌を覚えるほど何度も聴いていたのに、歌詞にも出てくる「最終案内」という言葉の意味を知ったのは、何年も後でした。


当時大学2年生だった私は、まだ飛行機に乗ったことがなかったのです。
初めての飛行機はその2年半後の2月、卒業を前にしたカリフォルニアでの約1ヶ月のホームステイでした。

飛行機を待っていた成田空港で
「JAL◎◎便の最終案内になります」
というアナウンスを聞いた時、初めて
「このことだったのか!」
と思ったのでした。

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